ガス漏れ修理 応急補充

今回は病院の厨房に修理に向かいました。
病院は特に食品衛生には厳しく、温度管理に厳重な注意を払っています。
冷却温度設定は+4℃ですが、+10℃までしか冷えない様子。
下記が修理内容です。

 


【修理対象】

機種:縦型冷蔵庫

種類:パススルー

年数:約11年使用

所見:キレイに掃除が行き届いており、清潔に大事に扱っている印象。

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原因

経年、腐食によるガス漏れ。
動画の方が分かりやすいので、確認してみましょう!

youtu.be

ここの配管から漏れていました。
庫内の蒸発器と呼ばれる部品に繋がる部分です。
ここの蒸発器に伸びる配管の穴の部分に検知器を当てるとご覧の通りビービーとブザーが鳴って漏れ反応あり、という判定になります。
可能であれば、そこに石鹸の泡を塗ってガス漏れ部分を特定します。
検知器で広範囲に、泡で特定まで出来れば完璧です。
(ぶっちゃけ検知器もあまり当てにならないので・・・)

この後、泡を当ててガスがブクブクなっているのも確認しましたが、非常に見えにくい場所だったので動画は諦めました。
ガス漏れが特定できたので、次は応急ガス補充です。

処置内容

応急処置としてガス補充。
その前にまずは圧力を計測。

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圧力は0を少し下回っているのが分かります。
やはりガスが足りていませんね。
それではガスを補充します。

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 これで応急処置ではありますが、+4℃まで冷えました。
とりあえず今日の仕事は終了です。 

結果

今日はとりあえず、応急処置で終わりです。
今後については配管の一式交換になります。
交換になるのか、新品になるのかはお客さんと販売店、メーカーさん次第です。

 

ガス漏れの注意点としては、腐食で空いた穴を塞いだわけではなく、漏れ続けているところを補充しただけなので、いつかは同じようにガスがなくなって冷えなくなります。
これは100%です。
とりあえず冷えてるから使おうというお客様もいますが、冷えなくなって困るのは確実なので早急に対応する事をお勧めします。

 

 

余談ですが・・・
現在<フロン排出抑制法>というのが出来て、ガス補充は本来出来ません。
ただ、商売上経営に関わる問題が出るのは困る為、一度の補充限り許されています。
しかも修理する前提ですので、何度も何度も補充は不可です。
詳しくはこちら☞

環境省_フロン排出抑制法(平成27年4月施行)

http://www.env.go.jp/earth/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/furon_pamph2018.pdf

 

それではまた。